
殊勲賞「VR脱出ゲーム」
東京都成城学園高等学校
チーム「鉄腕DASSHUTU」長沼伽奈
本当に脱出ゲームが好きで、リアル脱出ゲームとかにすごくあこがれを持っていて。
――殊勲賞おめでとうございました!まずは受賞した感想をお聞かせください。
長沼本当に賞が取れるとは思っていなかったので、すごく驚いています。(表彰式で自分の作品が)呼ばれた瞬間、わぁー来た!みたいな感じでした。
――ゲームを開発していて大変だったことは何でしょうか?
長沼Unityを今年の4月に始めたばかりで、あまり使い方を知らなかったので、調べながら作るのがすごく大変でした。それまでは少しプログラムを触っていたぐらいだったので。

――今回の作品を作ろうと思ったきっかけは何かありますか?
長沼本当に脱出ゲームが好きで、リアル脱出ゲームとかにすごくあこがれを持っていて。自分で作れたらなあということで脱出ゲームを作りました。
――開発をしていて楽しかったことは何でしょうか?
長沼最初はすごく難しかったんですけど、(自分の考えたゲームが)どんどん形になっていくという過程がすごく楽しかったです。作っていくうちにスクリプトを覚えていって、最後のほうは何も見なくてもコードを書けるぐらいになっていて。
――次に作ってみたい、チャレンジしてみたいゲームのジャンルなどはあるでしょうか?
長沼今回作ったゲームはパソコンとスマートフォンを同時に使うというのが特徴だったんですけど、それがちょっと面倒くさいということにもつながってしまったので、手軽に簡単に遊べるようなゲームを作ってみたいです。

Google Playにもゲームがアップされているので、ぜひちゃんと謎も解いてみてほしいと思います。
――パソコンとスマートフォンを組み合わせるアイデアは最初から考えていましたか?
長沼いや、最初は脱出ゲームを作ろうと思って、そのときバーチャルリアリティー(=VR、最近はヘッドマウントディスプレイによる360度の仮想現実体験を指す)が最近はやっていると聞いて、何か面白いアイデアを入れられないかっていうことで入れてみた感じです。
――今日は発表以外にも作品の展示コーナーがあり、他の出場者とも話す機会がありましたがそれについてはどうでしたか?
長沼学校は普通科なので、まわりでプログラムをやっている人がすごく少ないので……Unityをたくさん使っている人たちに会えて、すごくいい刺激になりました。(自分の作った)謎が難しいという意見を多くいただいたので、もうちょっとヒントを増やしてみたいです。
――では最後に『VR脱出ゲーム』をプレイしてくれた人、これからプレイする人に、一言メッセージをお願いします。
長沼ちゃんと脱出を目指して遊んでくれる人は少ないかもしれないですけど、Google Playにもゲームがアップされているので、ぜひちゃんと謎も解いてみてほしいと思います。
――ありがとうございました。これからも頑張ってください!